羽田圭介

読書の森

ミニマリストを題材にした小説『滅私』羽田圭介|“何も持たない”生き方の果てに見えるものは人間の幸福か?孤独か?

■ 「捨てること」が正義のように語られる時代にいまの時代、「持たない暮らし」が称賛されることが多いですよね。SNSでは、すっきりと片づいた部屋、モノを持たない生活、シンプルなファッション。“軽やかに生きること”が、まるで幸せの証のように語ら...