筋トレでしっかり身体を追い込んだあと、サウナに入るのが好きな方は多いですよね。
血流促進やリラックス効果が期待できる一方で、入り方を間違えると逆効果になることもあります。
今回は筋トレ後にサウナを利用するメリットと、気をつけたいポイントを詳しく解説します。
筋トレ後サウナのメリット
1. 血流促進による疲労回復
サウナの熱で血管が拡張し、筋肉に酸素や栄養が届きやすくなります。
同時に、乳酸などの疲労物質の代謝も促進され、筋肉痛の軽減にもつながります。
2. 自律神経のリセット
筋トレ後は交感神経が優位になりやすく、身体が興奮状態にあります。
サウナ後の水風呂や外気浴で副交感神経が活性化し、リラックスモードに切り替えやすくなります。
3. 柔軟性アップ
体が温まり筋肉が柔らかくなることで、ストレッチの効果が高まります。
可動域の拡大はケガ予防にもつながります。
4. 睡眠の質改善
サウナ後は一時的に体温が上昇しますが、その後の体温低下により深い眠りにつきやすくなります。
睡眠中は筋肉の修復が進むため、トレーニング効果を最大化することが可能です。
筋トレ後サウナで気をつけたいポイント
1. 筋トレ直後は避ける
筋トレ直後は筋繊維に微細な損傷があり、炎症も起きています。
このタイミングで高温にさらすと炎症が強まる可能性があるため、少なくとも30分〜1時間休憩してから入るのが理想です。
2. 脱水症状のリスク
トレーニングとサウナの組み合わせは大量の水分・ミネラルを消耗します。
サウナ前後は水分と電解質(スポーツドリンクや経口補水液)を忘れずに補給しましょう。
3. 心臓や血圧への負担
サウナは心拍数や血圧の変動を伴います。
高血圧や心疾患がある方、体調不良時は無理をせず控えましょう。
4. 長時間入りすぎない
高温サウナは1回あたり5〜10分が目安。
「限界まで我慢」するのではなく、短時間×複数回の方が安全で効果的です。
安全で効果的な筋トレ後サウナルーティン例
- トレーニング終了
- 30〜60分クールダウン(ストレッチ・軽い補食)
- 水分補給(電解質も一緒に)
- サウナ5〜10分 → 水風呂1〜2分 → 休憩5〜10分を1〜3セット
- 軽く水分補給し、就寝
まとめ
筋トレ後のサウナは、正しく取り入れれば疲労回復・リラックス・睡眠改善に役立ちます。
しかし、タイミング・水分補給・時間管理を誤ると逆効果になることも。
体調を見ながら無理なく続けることで、トレーニング効果を最大限に引き出しましょう。

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