私たちが無意識に行っている「呼吸」。
その中でも口呼吸は、じつは身体に多くの負担をかけることをご存じでしょうか?
口呼吸は、ストレス・姿勢の乱れ・鼻詰まり・長時間のマスク習慣などが引き金となり、気づかないうちにクセになっている人が多いと言われています。
しかし、放置すると“疲れやすい・老けやすい・体調を崩しやすい”など、さまざまな不調につながることも。
今回は、口呼吸をやめたほうがいい理由をランキング形式 BEST5でわかりやすく解説します。
第1位:睡眠の質が浅くなる(いびき・無呼吸の原因)
口呼吸は気道が狭くなりやすいため、
いびきや睡眠時無呼吸のリスクが高まります。
気道が狭い=空気の通り道が悪い
➡ 深い眠りに入りにくく、身体の回復がうまく進まない
その結果、
- 朝起きてもスッキリしない
- 日中の集中力が続かない
- 疲れが抜けにくい
など、慢性的なパフォーマンス低下を招きます。

鼻呼吸は、空気に適度な圧がかかるため、睡眠中も呼吸が安定しやすく回復力が上がります。
第2位:老け見えにつながる(顔のたるみ・口元のゆるみ)
口呼吸の習慣があると、口が半開きになり、
舌の位置も本来あるべき“上あご”から下へ落ちてしまいます。
すると…
- ほうれい線が深くなる
- フェイスラインがたるむ
- 二重あごができやすい
など、顔の形そのものに影響を与えます。

鼻呼吸ができている人は、
舌が上にしっかりついて顔全体を内側から持ち上げるため、
若々しい印象になりやすいというメリットがあります。
美容のためにも、口呼吸は卒業したい習慣です。
第3位:口臭・虫歯・歯周病リスクが高まる
口で呼吸すると、口の中が常に乾燥します。
唾液には“自浄作用”や“抗菌作用”があり、口内を守る大事なバリア機能。
乾燥すると唾液が働かなくなり、
- 口臭が強くなる
- 虫歯ができやすい
- 歯周病のリスクが上がる
といったトラブルが増加します。
「口の乾燥=口呼吸のサイン」でもあるので、心当たりがある人は注意が必要です。
第4位:免疫力が落ちる(鼻の役割が使えない)
鼻には、外から入ってくる空気を
- 加湿
- 加温
- 除菌(フィルター機能)
する役割があります。
しかし、口呼吸ではこの機能がまったく使われません。
つまり、
ウイルス・ホコリ・花粉・乾燥した冷たい空気が、ほぼダイレクトに体内へ入ってしまうということ。
そのため、
- 風邪をひきやすい
- 喉を傷めやすい
- アレルギー反応が出やすい
といった免疫低下のリスクを高めます。
第5位:疲れやすくなる(酸素が十分に入らない)
鼻呼吸は、酸素を取り込みやすい構造になっています。
一方、口呼吸は呼吸が浅く、身体に取り込める酸素量が少なくなりがちです。
酸素が不足すると、
- 疲れやすい
- 頭がボーッとする
- 身体が重い
などの状態が続きます。
特に運動時や日常的にストレスを感じやすい人は、
鼻呼吸を意識するだけで体感がガラッと変わることがあります。
今日からできる“鼻呼吸習慣”のコツ
無理なく取り入れられる簡単な方法を2つ紹介します。
舌を上あごにつける
舌の位置が上にあると自然と鼻呼吸になりやすい。
姿勢を整える
猫背は気道を圧迫して口呼吸になりやすい。
まとめ
口呼吸は「なんとなく良くない」と思われがちですが、
実際には 睡眠・美容・免疫・口内環境・体力 に大きく影響する習慣です。
今日から少しずつ鼻呼吸を意識するだけで、
体調や見た目が改善する人も多くいます。
日常の小さな習慣が、あなたの健康と美しさを支える力になります。
ぜひ、できるところから始めてみてください。



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