有酸素運動なしでもボディメイクは可能なのか?
有酸素運動20分後から脂肪が燃焼し始めるという考えが定着しています。
「筋トレだけで脂肪は落ちる?」
「有酸素運動をしないとダイエット効果は出ない?」
こうした疑問を持つ方は多いですが、実は近年の研究では、筋トレ単体でも脂肪燃焼と体質改善は十分可能であることがわかっています。
ここでは、筋トレを中心に「筋肉を守りながら脂肪を落とす最新の方法」を解説します。
実は私は筋トレのみで有酸素運動はほとんどしておりません。
なぜ筋トレだけでも脂肪が落ちるのか?
筋トレは一見「筋肉を大きくする運動」ですが、実際は脂肪燃焼にも非常に効果的です。
理由は、筋肉が“代謝を上げるエンジン”だからです。
筋トレが脂肪を燃やすメカニズム
- 筋トレ中に糖をエネルギーとして使用
- トレーニング後も筋肉修復に多くのエネルギーが必要(=アフターバーン効果)
- 結果的に1日を通して脂肪が燃えやすい体質になる
このアフターバーン効果(EPOC:運動後過剰酸素消費)は、トレーニング後24〜48時間持続するといわれています。
有酸素を入れない筋トレ派が気をつけるべきこと
筋トレのみで体を絞る場合、「筋肉の分解を防ぐ工夫」が非常に大切です。
なぜなら、栄養不足や過度な負荷で体がエネルギー不足になると、筋肉を削ってしまうからです。

栄養戦略:筋肉を守る「燃料補給」
✅ トレーニング前
- バナナ1本 or 少量の炭水化物(おにぎり1個など)
- BCAAまたはEAA(5〜10g)で筋分解を防止
✅ トレーニング後
- ホエイプロテイン+炭水化物(バナナ・オートミールなど)
→ 筋肉修復に必要なアミノ酸と糖を同時に補給するのが理想。
研究報告:
BCAA摂取は運動中の筋タンパク分解を抑制(Shimomura et al., J Nutr, 2004)
筋トレのみで脂肪を落とすトレーニング構成
最新トレンド:「ハイブリッド筋トレ」
有酸素を入れなくても、強度とインターバル管理で脂肪燃焼効果を最大化できます。
例)全身を使うハイブリッド筋トレメニュー(週3〜4回)
| 種目 | セット×回数 | ポイント |
|---|---|---|
| スクワット | 3×12 | 大筋群を動かす=代謝UP |
| ベンチプレス or 腕立て伏せ | 3×10 | 上半身の筋量維持 |
| デッドリフト | 3×10 | 全身連動+脂肪燃焼 |
| ランジ or ジャンプスクワット | 3×15 | 心拍を上げてアフターバーン強化 |
| プランク(60秒) | 3セット | 体幹安定・姿勢改善 |
ポイント
- インターバルは30〜60秒以内に短縮
- 10回上げるのが限界という重さがウエイトの目安
- 1回あたり45〜60分で十分
→ これで「筋トレ×有酸素のハイブリッド効果」が得られます。
有酸素運動を省くことで20~30分時間を取られないので時間を有効に使えます。
トレーニングスケジュール例
| 曜日 | 内容 |
|---|---|
| 月 | 下半身(脚・お尻) |
| 火 | 休養またはストレッチ |
| 水 | 上半身(胸・背中) |
| 木 | 体幹+有酸素的筋トレ(サーキット) |
| 金 | 休養 |
| 土 | 全身の日(スクワット・デッドなど) |
| 日 | 完全休養または軽い散歩 |
回復(リカバリー)も“トレーニングの一部”
筋肉を守るには、トレーニングと同じくらい回復の質が重要です。
✅ 睡眠・栄養・回復のポイント
- 睡眠は7時間以上
- 夜はカゼインプロテインまたはEAA摂取
- リカバリーウェアの活用で血流促進
成長ホルモンは睡眠中に最も多く分泌され、筋肉の修復と脂肪燃焼を同時に行ってくれます。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 有酸素なしでもOK | 強度×回数×短インターバルで代謝を上げる |
| 栄養戦略 | トレ前後のBCAA・プロテインで筋分解を防ぐ |
| トレーニング頻度 | 週3〜4回で十分な代謝アップ |
| 回復 | 睡眠とリカバリーが筋肉を守るカギ |
| 脂肪燃焼 | アフターバーン効果で24時間燃焼体質に! |
結論
有酸素運動をしなくても、
筋トレの質と栄養・休養を正しく管理すれば——
脂肪を減らしながら筋肉を守る
“引き締まった体”をつくることは完全に可能です。
2025年の最新ボディメイクは、
「筋トレ × 栄養 × リカバリー」の三位一体型。
短時間でも“賢く動く”ことが成功の鍵です。
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